こんにちは、ごっとんです。
Kawasakiが原付二種モデルのEVバイク「Ninja e-1」「Z e-1」を発表しました。
/
— カワサキモータースジャパン (@Kawasaki_JPN) December 8, 2023
ニューモデル発表!
\
2024年1月13日(土)発売予定!
Ninja e-1
Z e-1
詳しくはこちらhttps://t.co/WxiaPRPkym#乗るカワサキ #電動バイク #EVバイク pic.twitter.com/t33HZ8TcGl
【Ninja e-1】は電動フルカウルバイク。
公式ページはこちら。
発売日は2024年1月13日(土)
販売価格106万7000円
【Z e-1】は電動ネイキッドバイク。
公式ページはこちら。
販売価格101万2000円
電動バイクって免許制度的にはどうなるの?
販売価格が100万円越えって聞いたけど、ちょっと・・・・高すぎない?
こういった質問に応えていきます。
【Ninja e-1】の主要スペックまとめ
Ninja e-1のフレームはNinja400と共通です。まずはこの2台を比べてみましょう。
Ninja e-1 | Ninja400 | |
全長×全幅×全高(㎜) | 1980×685×1105 | 1990×710×1120 |
シート高(㎜) | 785 | 785 |
車両重量 | 140㎏ | 167㎏ |
最高出力 | 12ps/2600-4000rpm | 48ps/10000rpm |
最大トルク | 40N.m/0-1600rpm | 37N.m/8000rpm |
生産国 | タイ | タイ |
航続距離 | 55㎞ | 360km |
販売価格 | 106万7000円 | 77万 |
2車種をまとめると以下のとおり
- やはり、サイズ感はほぼ同じ
- 最大トルクはNinja e-1のほうが低回転かつ大きい
- 航続距離の短さはやはりネック
他メーカーの原付二種とスペック比較
バッテリー込み車重140㎏は重いのか?
バッテリー2個で23㎏を含む車両重量は重いのか?比較してみましょう。
【他メーカーの原付二種と比較】
- 【Kawasaki】 Z e-1
- 【HONDA】 CB125
- 【SUZUKI】 GSX-s125
Z e-1 | CB125R | GSX-s125 | |
車両重量 | 135kg | 130kg | 135kg |
結論:大差なし
一つ11.5㎏のバッテリー2つ計23㎏のバッテリー込みでも車両重量はガソリン車たちと
大差ありません。
ガソリン車との重量差というのは気にしなくて良さそうです。
電動はパワー不足なのか?
同じく上記の3台で比較してみましょう。
z e-1 | CB125R | GSX-s125 | |
最高出力 | 12ps/2600-4000rpm | 15ps/10000rpm | 15ps /10500rpm |
最大トルク | 40N・m/0-1600rpm | 12N・m/8000rpm | 11N・m/8500rpm |
結論:必要十分
最高出力は他の2種に及びませんが、発生回転数が全く違います。
圧倒的トルクも含め低速からの加速スピードはz e-1が圧倒的でしょう
KAWASAKI 【z e-1】のさらなる機能
e-boost機能
最大15秒間加速と最高速度を向上できる機能。
スロットルを戻すことで減速エネルギーをバッテリーに充電する回生システム
前後3-5㎞の前後ウォークモード機能付き
やはり便利だと思うのはウォークモードでしょう。前後どちらでも使えるので駐車場所を気にせず止めれるのは大きいですね!!これをきっかけに他の重いバイクにも欲しい機能です!!
Ninja e-1の明確な弱点
なんと言っても走行距離。
カタログ数値で一充電55㎞。
現地で充電、ということがまだ現実的ではないので出かける場合は往復でこの走行距離ということになります。
つまり片道は最高でも25㎞程度。
しかも実際の走行可能距離はカタログ55㎞より短くなる可能性は高いです。
あくまで予想ですが片道20㎞程度までの移動が現実的な数字になるのではないでしょうか?
不意の用事やツーリングには正直、不向きなバイクになってしまいます。
CB125R | GSX-R125 | |
燃費wmctモード | 46.8㎞/L | 43.5㎞/L |
タンク容量 | 10L | 11L |
予想走行距離 | 468㎞ | 478㎞ |
2車種とも1タンク40㎞/Lオーバーの走行距離を誇ります。
実燃費がこれより劣るとしても走行距離の差は大きいです。
はっきり言って同じバイクとしての使用方法を比べることはできせんね。
電気の充電がめんどくさい!?
チャージ方法は3種
- ダイレクトチャージ
- ドックチャージ
- オフボードチャージ
ダイレクトチャージ
バッテリーを屋内に持ち込み直接充電方法。
ドックチャージ
バッテリーを屋内に持ち込みドッグに差し込み充電
安定感があり屋内の充電のためバッテリーの盗難の心配などもない
オフボードチャージ
バッテリーをバイクに差し込んだままリアシート下からチャージする方法。
バイクからバッテリーを外さず充電できるため便利。
バッテリーのフル充電は1個あたり0%→100%まで約3.7時間と発表されています。
やっぱりネックなのは充電方法より、この時間ですね・・・
利便性は一番たかいが雨避けなどの屋根付きのガレージなどは必要になる。
販売価格は高すぎるのか?
価格が高すぎる!?販売価格100万越えの原付2種!!
上記にもあるように【Ninja e-1】の販売価格は106万7000円です。
どう考えても高すぎる・・・・
しかし、このバイクはEVバイクです。なんと国からの補助金が出ます!!
使え!!補助金!!
補助金はいくら出るのか。確認してみましょう!!
Kawasaki【Ninja e-1】に補助金はいくらでる?
クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)として12万円受けることができます。
全国共通で購入後、申請することでCEV補助金として12万円受けることができます。
東京都では最大58万円の補助金がでる
地域によってEV購入による補助金制度が異なります。
特に東京都では最大58万円の補助金を受け取れます。
「Ninja e-1」の購入者は実質販売価格106万から58万を差し引き48万程度で購入できることになります。
これは非常に大きいです。
というより、補助金ありきの販売価格なのかもしれません。
補助金には地域差があるので購入予定者は自分の住む地域の制度を知ることが必要です。
結局、購入者はどんな人?
国産メーカーであるKawasakiがはじめて売り出す量産型の電動バイク。
EVバイク第一弾として意義を見出し、
初物に楽しみを見出す人たちにはおすすめ。
今後の電動バイクの行く末を占う一台になります。楽しみですね!!
コメント