こんにちは、ごっとんです。
KAWASAKIが【Ninja ZX‐4RR】の国内販売日を正式に発表しました。
発売予定日は2023年7月15日
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— カワサキモータースジャパン (@Kawasaki_JPN) June 20, 2023
ニューモデル発表!
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Ninja ZX-4RR KRT EDITION
Ninja ZX-4R SE
発売予定日:2023年7月15日(土)
KX450
KX450X
発売予定日:2023年10月14日(土)
詳しくはこちらhttps://t.co/CLuqbcR1jT#乗るカワサキ #Kawasaki #カワサキ pic.twitter.com/C6a7E8dT6f
KAWASAKI【ZX-4R】公式ページはこちら。
ZX-4RってZX25Rの販売以降ずっとウワサされてたやつ?ほんとにでるの?
見た目がzx25rと同じ過ぎない?なんだったらほかのNinjaシリーズともみわけつかないんだけど?
誰でも大型バイクに乗れる時代に400㏄の高性能バイクって出す意味あんの?
こういった疑問に応えていきます。
モデルは2種、カラーは3種を展開
Ninja ZX-4RR KRT EDITION【ライムグリーン×エボニー】
KAWASAKIお馴染みのライムグリーン。ただしこのカラーは【KRT EDITION】専用となります。欲しい人は一択ですね。
Ninja ZX-4R SE【メタリックフラットスパークブラック×メタリックマットグラフェンスチールグレー】
ブラックにグリーンのラインが入ったSE専用のカラー。老若男女問わず受け入れられるカラーリングですね。
Ninja ZX-4R SE【キャンディプラズマブルー×メタリックフラットスパークブラック】
こちらもSE専用のカラー。ブルーにレッドのラインが入っています。実はこのカラーが一番の売れ筋になるんじゃないかと思っています。それぐらい鮮やかさとカッコよさが同居してますね。
ZX-4Rのスペック
同じ400㏄クラスの【Ninja400】と車体が共通である【ZX-25R】とのスペック比較です。
【ZX-4R】 | 【Ninja400】 | 【ZX-25R】 | |
エンジン | 水冷4気筒 | 水冷2気筒 | 水冷4気筒 |
全長×全幅×全高(㎜) | 1990×765×1110 | 1990×710×1120 | 1980×750×1110 |
シート高(㎜) | 800 | 785 | 785 |
重量 | 190㎏(SE) 189㎏(RR) | 167kg | 184kg |
最高出力 | 77ps/14500rpm(ラムエア時80ps) | 48ps/10000rpm | 48ps/15500rpm |
タンク容量 | 15L | 14L | 15L |
燃費 | 20.4㎞/Ⅼ | 25.7㎞/L | 18.7㎞/L |
価格 | 112万2000円(SE)115万5000円(RR) | 75万9000円 | 96万2500円 |
3台のスペックまとめ
車体の大きさはだいたい同じ。
敢えて違いをあげるなら車体の幅がZX-4Rが一番広いですね。
重量もZX-25Rと比べて5㎏前後しか違いがありません。
シート高はZX-4Rが一番高い
これだけの高出力バイクとなると車体はスポーツ思考になるのかもしれませんね。それでもシート高800㎜は乗りやすいバイクです。
燃費はZX-25Rより実は良い
ZX-25Rは250㏄のエンジンを高回転まで回してパワーをひねり出すバイクなので400㏄のゆとりある排気量のほうが効率よく走れるのでしょうね。ただ2気筒のNinja400の燃費には当然かないません。
価格は予想通り110万前後
ZX-25Rの価格が96万程度だったのでZX-4Rは110万前後じゃないかと予想されていました。
400㏄の新型エンジンを載せたバイクとしては破格の安さです。
今の時代に高スペックの400㏄バイクの販売にどんな意味があるか?
馬力規制と400スポーツバイクたち
Kawasakiがかつて発売していた400スポーツバイク【ZXR400】がありました。
国内4メーカーがこぞって400㏄スポーツバイクの性能を競う時代にKawasakiは【ZXR400】を販売していましたが当時の馬力規制を受けて1989年に59psに制限。それもすぐ後に53psに変更されました。
長らく53ps規制が続き解除されたのは2007年頃です。
53ps規制を超えた今までの400㏄バイクたち!!
SUZUKI【グラディウス400】
元々650㏄の排気量で販売されていたダウングレードモデルとなります。
2気筒バイクでありながら53ps規制を超える55psを誇るパワーがありました。
規制後のパワーも魅力的でしたがどちらかというとこのバイクはパワーよりもデザインに注目を寄せるバイクだったと思います。
燃費も良く隠れた名車でした。2015年モデルが最終となっています。
現在はSV650が後継を受け継いでいます。
SUZUKI【GSR400】
【GSR400】は海外用で販売されていたGSR600を日本の普通免許用に排気量をダウングレードしたバイク。
排ガス規制後初の53psを超え61psをたたきだいしています。
ただし車体はGSR600のものをほぼそのまま400㏄のエンジンをのせているので車体重量は215㎏となり加速性能は当時のCB400SFには敵いませんでした。
SUZUKI 【GSR400】は2006年から2014年ごろまで発売。
現在は後継となる【GSR800】が2023年に新発売されています。
今の時代にハイスペック400は価値があるのか?
今の時代に必要か?
馬力規制の影響が大きかったのは当時大型免許の取得が難しいことがありました。
現在は大型免許は教習所に通うことで取得でき大型バイクに乗ることは難しくありません。
そんな現在に馬力規制を突破した400㏄バイクにどんな意味があるのでしょうか?
今後のアジア圏の需要 150㏄や200㏄ → 400㏄や500㏄が売れ筋に?
現在、アジア圏内では150㏄や200㏄などの比較的、小排気量のバイクが売れ筋です。
ですが、アジア圏の景気拡大を見越しこれまでより大きい排気量であらたな売れ筋を作り出そうという動きがあります。新たな400㏄バイクとは新たなグローバル戦略なのかもしれません。
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